陸上風力初の入札、936MWが落札、平均価格は16円

低炭素投資促進機構は11月5日、固定価格買取制度(FIT)に基づく、2021年度の陸上風力発電(第1回)およびバイオマス発電(第4回)の入札結果を発表した。

 陸上風力発電の入札は、出力250kW以上(リプレース除く)を対象に、入札量1GW、上限価格17円/kWhで実施した。最低落札価格は14.98円/kWh、最高落札価格は17円/kWh。加重平均落札価格は16.16円/kWhだった。

 入札参加資格の審査のために提出された事業計画数は44件、うち入札参加を通知した件数は39件。入札件数は32件で、そのすべてが落札された。落札された合計出力は936.4089MW(93万6408.9kW)だった。

 バイオマス発電の入札は、出力10MW以上の一般木材等バイオマスおよびバイオマス液体燃料によるバイオマス発電設備を対象に、入札量120MW、上限価格18.50円/kWh(開札後に公表)で実施した。落札価格は18.50円/kWhだった。

 入札参加資格の審査に提出された事業計画数は3件。入札件数は2件、落札件数は1件だった。落札された出力は7万4950.0kW、バイオマス燃料比率考慮後の出力は5万1085.2kW。

陸上風力発電の落札結果

陸上風力発電の落札結果

(出所:低炭素投資促進機構)

クリックすると拡大した画像が開きます

バイオマス発電の落札結果

バイオマス発電の落札結果

(出所:低炭素投資促進機構)

クリックすると拡大した画像が開きます

特別声明:本サイトは他の機関やウェブサイトから転載されたコンテンツを引用し、より多くの情報を伝達するためであり、利益を得るためではありません。同時に、その観点に賛成したり、その記述を確認したりすることを意味するものではありません。コンテンツは参考のためだけです。 著作権は原作者に帰属しますので、侵害があれば、当サイトに連絡して削除してください。