太陽光発電の国際商談展、『PVEXPO2020』が2月26日、東京ビッグサイトで開幕する。7つの同時開催展を含め、国内外から1520社が出展する予定だ。見どころに迫った。
PVEXPOは、機器メーカーから商社、EPC(設計・調達・建設)やO&M(管理・保守)など、太陽光発電関連ビジネスを手掛ける企業が国内外を問わず一堂に会する商談展である。
主催するリードエグジビションジャパンの前薗雄飛執行役員は、「最近はFITを活用するのではなく、自家消費目的で太陽光発電設備を導入する法人が増えています。こうした流れを汲み取ってか、今年は大規模・小規模問わず蓄電設備を展示しようと考えている出展者が増えている印象です」と語る。
昨年のPVEXPOでは、蓄電設備メーカーの出展は15社程度だったが、今年は初出展の米テスラをはじめ、中CATLやNEC、田淵電機など、蓄電設備メーカーの出展数は約30にまで増える見通しだという。
さらに前薗執行役員は、「来場者層も変化しつつあります」と指摘する。「従来はEPC企業や発電事業者の関係者が多かったのですが、それに加え企業の設備管理の担当者、つまり太陽光発電設備を導入しようとする企業側の来場者が増えつつあります」(前薗執行役員)。
事業で用いる電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的な枠組み、『RE100』に加盟する企業は増え続けているし、今年10月には、中小企業版RE100と呼ぶべき『REアクション』が誕生するなど、再エネの導入を重視する企業は増加している。企業の担当者にとってもPVEXPOは情報収集する絶好の機会なのだろう。
そこでリードジャパンは今年から法人を対象に、『自家消費型太陽光導入セミナー』を開催する予定だ。導入時の注意点やコスト削減効果についてEPC企業や蓄電設備メーカーの担当者が解説する。事前登録不要で、受講料は無料だ。
これ以外にも商談展の期間中は、有料・無料問わず多数のセミナーや講演が開講される。たとえば初日の15時30分からは、経済産業省資源エネルギー庁の清水淳太郎新エネルギー課長と、太陽光発電協会の代表理事であるカネカの菅原公一会長が、『主力電源としての展開を始める2020年代の太陽光発電』をテーマに基調講演を行う。
7万人来場見込み
前薗執行役員は、「情報収集だけであれば、ある程度はウェブからでも可能でしょう。商談展の利点は製品を見ながらその場で出展者と商談できることです。我々は出展者の方に、打ち合わせ用のスペースを十分確保してくださるように求めていますから、来場者の方は、ぜひ抱えている課題をその場で出展者の方に相談してください」と強調する。
リードジャパンは、PVEXPOと同時に『、水素・燃料電池展』、『二次電池展』、『スマートグリッドEXPO』、『風力発電展』、『バイオマス展』、『火力発電EXPO』、『資源リサイクルEXPO』を同時開催する。8つの商談展を合わせ、3日間の商談展開催期間を『スマートエネルギーWEEK』と称し、合計7万人の来場を見込んでいる。東京ビッグサイトの全ホールを活用する同商談展は、展示スペースの規模や、出展者数、来場者数において国内最大級の再エネ関連展示会と言えるだろう。
スマートエネルギーWeek内PVEXPO2020
同時開催展
[国際]水素・燃料電池展
[国際]二次電池展
[国際]スマートグリッドEXPO
[国際]風力発電展
[国際]バイオマス展
[次世代]火力発電EXPO
資源リサイクルEXPO
2月26日(水)~28日(金)
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
開催場所:東京ビッグサイト
主催:リードエグジビションジャパン